クジラの落とし物  / laf whale

背景画像は,鶴崎亜紀子様のコラージュ作品「しずく: drop」です。



15th harvest

ハンドメイド作品に向き合いその物語を愛でる

本曲も,前作『Sanctuary -迷子の居場所』』と同様,Twitterでいただいた「いいね」から始まりました。

ハンドメイド作家Miyuu様へのファンアートです。

併せて,ハンドメイド作家の皆様方へのリスペクトの気持ちも込めています。

 

彼女のツイートの中に「#何にでも置換えられる」というハッシュタグを付したものがありました(2020年10月31日)。

 

「手から生み出す物で幸せがいくつあると思いますか?何を作りたいか考えている時。構想をカタチにしてゆく過程。カタチに成った時。知らない場所へ渡ってゆく時。そこからの未来。今あなたがやっている事は,少なからず,幸せを繋ぐとゆう事。わたくしがしている事もきっとそう。」

 

ああ,こんなお気持ちで作品作りに打ち込んでいらっしゃるんだ。

私は表現者の端くれとして,とても感心・共感し,それをツイート以外にも何らかの形にして残したいと思いました。

 

この瞬間にも,それこそ無数のハンドメイド作品が生み出されています。

その子たちは,本当にご縁としかいいようがない何かのきっかけで,お迎えをされていきます。

その尊い出会いは,無限のひと欠片を手にすくい取るかのように思えます。

 

そしてそこからは,使い手との新たな物語が始まる。

まさに「繋ぐ」という循環が生まれる瞬間です。

左の画像は,私がお迎えしたMiyuu様作のキーホルダーです。

夜桜をモチーフとしたキツネさんなので,通称「夜桜パープル」。

ちょうど桜の華が舞い落ちる季節でしたので,お迎え報告ツイート用に撮影したものです。

 

これは,UVレジンアクセサリーと呼ばれる作品のようです(間違ってたらごめんなさい。)。

見る角度や周囲の光の具合によって,封入された煌びやかなパーツが現れたり消えたりと,そのときどきの様々な表情は見飽きません。

 

私がそうであったように,お気に入りの子を迎え入れた方は,にたにたしたり,うっとりしたり,ときにはおやっという驚きとともに,その作品と向き合って愛でる静かな時間をお持ちかもしれません。

特にUVレジンアクセサリーは,眺めているといろんな偶然の発見もあり,そのときの気分にも応じた物語が飛び出してきそうです。

 

本曲の歌詞は,そんな静かなひとときの情景を切り取ったものです。 


男性の私がお迎えできる子はごくごく限られます。

でも,たとえ手元に置くことは叶わないとしても,店頭やSNS上で世に出た子たちを拝見しては目を細め,それを生み出した作家様のことを想像したりします。

(作家様が店頭で何かいいたげな場違いな男性を見かけたら,私かもしれませんよ。)

 

そんなことから,上記ツイート「今あなたがやっている事は,少なからず,幸せを繋ぐとゆう事。わたくしがしている事もきっとそう。」の意義が,すとんと腑に落ちるのです。

私がハンドメイド作家の皆様(加えてあらゆる表現者の皆様)にリスペクトの気持ちを抱くのは,そんなところに共感するからなのかもしれません。

 

ハンドメイド作品を通じて,ささやかな幸せが紡がれていきますように。

英語タイトルの「laf」は,忘れ物を意味する「lost and found」の頭字語です。


illusionists

Vocals: 夕季森 灯

Arranged,Piano, Mixed and Mastered: REN (Anddy Mule)  

書写: 小桜

Special Thanks: atticfoxx


CD Cover Design

CDカバー クジラの落とし物
クジラの落とし物



Lyrics

[セリフ]

手から生み出す物で幸せがいくつあると思いますか

何を作りたいか考えている時

構想をカタチにしてゆく過程

 

  笑う月

  はにかむ雪

  Oya(おや),raindrop

  Ara(あら),teardrop

  よろしくね

 

  ただそばにいて

  見守ってくれる

  きみたちの物語が

 

[セリフ]

カタチに成った時

知らない場所へ渡ってゆく時

そこからの未来

今あなたがやっている事は

少なからず幸せを繋ぐとゆう事

わたくしがしている事も

 

きっとそう